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イノシシの箱罠には「捕りやすい時期」がある?捕獲で大切な季節の考え方

執筆者の写真: 塚田
塚田
5 日前
読了時間: 3分

更新日:3 日前

株式会社BeST鳥獣対策事務所の塚田です。


イノシシの箱罠を設置して、


「エサを置いているのに、なかなか入らない」

「近くにイノシシはいるはずなのに、捕獲できない」


そんな経験はありませんか?



実は、イノシシの箱罠捕獲は、一年中同じように捕れるわけではありません。


罠の設置方法やエサの使い方だけでなく、

「いつ捕るか」も、捕獲を左右する大切なポイントです。


イノシシにとって「100万円」と「1,000円」、どちらが魅力的?


少し極端な例ですが、私は研修でこんな話をすることがあります。

「100万円が置いてある場所で、わざわざ罠の中の1,000円を取りに行くでしょうか?」


イノシシにとっても同じです。

田畑に稲や野菜、果実などの魅力的な食べ物がたくさんある時期には、

箱罠の中に置いたエサの価値は、相対的に低くなります。


つまり、

周囲に“100万円分のごちそう”があるのに、警戒しながら箱罠の中の“1,000円”を取りに行く必要がない。

という状態です。



実際、被害作物がある時期は箱罠内のエサの魅力が下がり、

箱罠での捕獲難易度が上がる傾向があります。


だからこそ箱罠は、単に「イノシシが出ている場所に置けばいい」というものではありません。


地域で何が栽培されているのか。

いつ収穫されるのか。

周囲にどんな食べ物があるのか。


こうした環境も考えながら、捕獲する時期を考える必要があります。


狙い目のひとつは「春」

イノシシの箱罠捕獲で、狙いやすい時期のひとつが春です。

春から夏にかけては出産・授乳の時期と重なり、

イノシシにとって栄養が必要になる時期でもあります。

研修でも、年間の繁殖や農作物被害の時期を並べながら、捕獲方法を考えています。


もちろん、

「春なら必ず捕れる」

というわけではありません。


地域によって作物も違えば、積雪や山の環境、イノシシの行動も違います。

春、獲れやすい場所選びのポイントも、

全国共通のものも含め、複合的に存在します。


だからこそ大切なのは、その地域のイノシシと環境に合わせて捕獲を組み立てることです。

「罠を置く」から、「イノシシ目線で考える」へ。


捕獲は、常に動物が私たちの先生です。


動物の反応をみて、

・捕れるのか、捕れないのか

・イノシシは近づいているのか、避けているのか

・罠のエサに気付いているのか、そもそも罠と出会っていないのか


なるべく事実を吸い上げ、対処することが大切です。



捕獲を考えるときには、

いつ捕るのか。

どこで捕るのか。

どのように捕るのか。

それぞれを考える必要があります。



BeST鳥獣対策事務所では、地域の農作物や周辺環境に合わせ、

イノシシの行動などを踏まえたイノシシ捕獲研修を行っています。


すでに箱罠などによる捕獲に取り組んでいる地域でも、


「今やっている方法を、もう少し効率よくしたい」

「罠はあるけれど、思うように捕れない」

「地域の捕獲従事者に、考え方を身につけてもらいたい」


といったご相談に対応できます。


これまでに、箱罠・足くくり罠・囲い罠について講師を務めた経験があります。

捕獲研修についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。


ご挨拶が遅れましたが、BeST鳥獣対策事務所の塚田 朱花と申します。


イノシシ、シカ、カモシカ、サル、

アライグマ、ハクビシン、キョンなどの鳥獣について


これからコツコツ、ブログを更新して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします!!

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